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観世九皐会 7月定例会 第二部 能『高野物狂(こうやものぐるい)』に出演いたします

来る7月13日(日)開催の観世九皐会7月定例会 第二部 にて、能『高野物狂(こうやものぐるい)』を勤めさせていただきます。


能『高野物狂』は、かつては女人禁制だった高野山を舞台とするためか、「男物狂」がシテという異色の物狂能で、上演頻度は低い部類です。


また近年、「元禄本による」などと言った古演出で上演されることもあるのですが、今回私は初演ですので、明和改正本の流れを汲む、現行の観世流の謡本(台本)を基に上演いたします。すなわち、現行の他流の演出とも異なり、終曲部で主君の遺児、春満に出家を思いとどまらせ、常陸国へ連れ帰るという結末になります。


今回は九皐会での上演となるため、能楽書林本に寄せて謡おうと考えております。


皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。


観世九皐会7月定例会

日時)令和7年7月13日(日)第二部 15:30〜開演

場所)矢来能楽堂

演目)仕舞「菊慈童(きくじどう)」観世 喜之ほか

   能「高野物狂(こうやものぐるい)」坂 真太郎


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